私達が手がける海底熟成酒は全て『龍宮造り』と呼んでいます。

　龍宮造りは半年間、神奈川県真鶴町沖水深30mで眠り、特別な物語を宿したお酒です。龍宮城伝説のように、その味わいは時を超えた神秘を秘めています。
　深い海底の安定した環境と潮の流れ、振動などがお酒の熟成を加速させ、陸上では得られない、まろやかで奥深い口当たりのお酒になります。

　また、ボトルには自然の証であるフジツボなどが付着し、その造形は龍宮造りに個性を与えます。

これが唯一無二のお酒、海が育てた海底熟成酒『龍宮造り』の特徴です。

　海の恵みと時を経て熟成しました。

　日常飲みはもちろん、記念日のお酒に、大切な方への贈り物として、あるいは自分だけの特別なコレクションとして、海の記憶を宿した龍宮造りをお楽しみ下さい。

●安定した環境

・温度

　海中は陸上よりも温度(水温)の急激な変化が少なく、深いほどに水温が低く安定します。

　龍宮城と呼んでいる弊社の海底熟成庫は神奈川県真鶴町の水深30mにある大変深い環境です。

　日本国内の海底熟成庫としては最も深い場所です。

・独特な環境

　波、潮流、振動など海中の特殊な環境がお酒の分子に作用し、よりまろやかで奥深い味わいを生み出します。

・光

　水は日光を吸収する性質を持っており、深い場所ほど紫外線が少なくなります。
　水深30mの海底熟成庫は、浅い場所よりも紫外線が届かず、お酒が影響を受けずに品質を保ちやすくなります。

●醸造家は海

　これらの力が組み合わさることで、海底熟成酒は陸上での熟成では決して味わえない、独特の風味と、まろやかな口当たりを持つ特別な一本となるのです。ワイン、ウイスキー、焼酎、日本酒など様々なお酒で試されており、その神秘的な背景とともに注目されています。